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2015.01.28 Wednesday

TABITO夏季休暇の中身



なにやら巷では『インフルエンザ』が流行ってるそうで。皆様、ご自愛くださいませ。
僕は流行に乗り遅れる又は乗れない方なので、大丈夫だと高を括っちゃってます。

では、昨年のお盆休みのお話。

店のトラックにハンターカブと自転車、キャンプ道具と釣り道具、夢、希望などを満載して富山県の有峰湖にむけて出発。
だけど今回は準備に手こずり出遅れてしまい、出発しょっぱなから高速道路にて『帰省ラッシュ』大渋滞の一員となりました。
ジワジワながら流れてた動きもICやSAの合流を重ねるごとに鈍くなり、時速5kmとか10kmとか・・・
もうこーなったらミッション車は辛いです、だけどそこは高速道路、逃げ場が無いのです。





クラッチ操作に疲れた(飽きた)左足を労わるべく右足でクラッチ操作してみたり、両足でクラッチ操作してみたり、アイドリ
ングで4速発進は可能か?!
とか、もう『半クラ』の魔術師になっちまうんじゃないかって時、遠くに次の高速出口の看板が見えました。
なんだか嬉しくなったので、車内の空いてるスペースあちこちに豪快にお菓子を広げて、耳栓型イヤホンを装着して大音量で
脱力系BGMを聴きながらコーラ片手に宴会し、時には釣りの仕掛け作りに没頭したりした記憶です。

『さらば高速大渋滞、僕は下道をゆく事にしたのだよ』

残念ながら下道も混んでました。素直に高速に乗ってた方が楽だったんじゃないかとか考える程グリグリと細い道を走り続け、
なんとか日のあるうちに有峰湖に到着した妙な達成感に浸りながら有峰有料道路を走ってると早くも熊出没。

『お、また熊』『あ、猿』『あ、蛇』『・・・熊』『お!キツネ』『イナゴ多いなぁ』とゆーような感じで暫く走っていつも
のキャンプ地に到着です。


小熊がなんか喰ってる、美味いか?



こっち見んなw



ケツ!



今回その場所はチョット引いちゃうくらいにイナゴが大量発生してました、そしてイナゴを捕食するキツネが1匹ちょろ
ちょろ走り回ってます。
しかし早く釣りに行きたいボクは颯爽とトラックを降り、華麗にテントを設置した後、驚異的なスピードで釣り装備を装着
して今晩のおかずを釣りに沢へ向かいます。

夏真っ盛り、勢いに任せモッサモサに生い茂った草や木の枝を払いのけながら進み、沢に出たところで、人生初の出来事!
熊と鉢合せしました。
あまりに至近距離だったので、ボクに驚いた熊が走って逃げ出したのを見てから、熊だと気付いて僕も走って逃げた感じ。
映画とかテレビなんかの場合、こーゆー場面では『悲鳴』が基本ですが、ノミハート近畿代表のボクは声も出ませんでした。(照

しかし驚いてパニクった熊が攻撃してこなかったのは今年最高の幸運だと思いました。

さて、とっさの事だったので中途半端に来た道を戻っってしまい、気付けば見通しの悪い草むらにポツーンです。
有峰湖に着いてからテント場までの車移動中、何度も熊を見かけてたので、そこらの笹の陰、木の陰にも熊が居てるんじゃ
ないかとか、実はすでに囲まれてたりるんじゃ・・・
とか、色んな妄想が大爆発です。(熊は群れで狩とかしません)






でも考えてみれば、あのデッカイ黒い塊が音も無く移動するなんて事は出来るはずないので、しばらくその場で静かに周りの
様子、物音に神経を集中しました。
沢の音、鳥の声、風で木がザワつく音、枯れ枝が落ちる音、至ってノーマル。 いつもの山の中の音。
そんな中、耳を澄ましてると、それらの聞き慣れた音より自分の心臓の音の方が大きくハッキリと聞こえてました。

その時、ホラー映画なんかでよく見る『なぁ、おかしくないか?静か過ぎる。俺チョット様子見てくるわ』と、言い残し出て行っ
たが最後、音も無く、声も無く、『ポックリ』と最後を迎える殺られキャラと自分の現状がカブリ過ぎて大変だと気付きます。
そして、つい数年前まで『ツキノワグマ』は体が小さいから、やりようによっては勝てるんじゃないかと本気で思ってた事を
思い出し、今の自分とのギャップにチョット笑えました。

手持ちの道具の中に、もしもの時に使えそうな物があるかも知れんと思い、100%釣り装備のボクが持ち物チェックしました。
結果、金属製で武器となりうるのは『糸切りハサミ小』と『爆釣ミミズくん』という厳しい現実に直面。
あんまりにも貧弱な装備をモロに再確認してしまった事でションボリしてしまいましたが、同じ場所でじっとしてても仕方ない
ので行動する事にしましす。

テント場に戻ってイナゴにまみれながらキツネでも鑑賞しつつ休憩するか、草むらを抜けて沢に進むか迷いましたが、やっぱ
り釣りをしたいので沢へとジワジワ進みました。
手持ちの道具の中で最強と思われる『武器』は取り出しやすいポケットにしまい、そして、右手に持つ中途半端に伸ばした
竿で草むらをベシベシと無駄に叩きつつ、左手で魚釣れた時用のコンビニ袋をブンブン振り回しバッサバッサと自然界には
なかなか無いであろう音を発生させながら慎重に進むこと数分、無事沢に出る事が出来ました。

サッと辺りを見回した後、怪しげな所を注意深くチェックしていきますが熊は居ません。

早速、準備をして釣り始めると、なんと奇跡の爆釣です!  まっ黒の塊に見える草の影とかコケだらけの岩とかに、いちいち
ビクつきながらでしたが、ここは!と思うポイントでは必ず釣れます。
昨年、一昨年の事を思うと、拍子抜けするくらい余裕で晩飯ゲット!


PEラインに針を直付けでも釣れるとゆー、まさに奇跡の爆釣


薄暗くなり始め、普段なら『さぁこれから!』って時間帯になったのですが、熊と鉢合せした件があるので、ここは念のため少
し早めに撤収する事にしました。
なんか、また同じ所を通るのは微妙だったんですけど、テント場まで最短にして、最も足場の良いルートなので意を決して同じ
ルート通ることにしました。
一応ポケットにしまってある『武器』を確認、心の準備をして、いざ!

行きに振り回してたコンビニ袋には魚が入ってるんで使えせません、なので車の中で散々聞いてた脱力系BGMを今度は微妙な
鼻歌で奏で『人間が通りますよアピール』をしながら、竿で草むらをベシベシ叩きつつ進み、後半は早く草むらを抜けたい一心
で姿勢を低くして小走りで切り抜けました。
特殊部隊とかが配置につく時なんかに見せるアノ動きです。
動きはかなり忠実に再現出来てたと思うんですが、鼻歌交じりです。 もし、あの時の僕を誰かが目撃してたら、その人の目には
なかなか奇抜なキャラに写ったと思います。

バッサーッと茂みから飛び出し、広々としたキャンプ地に戻ると、沢へ釣りに向かう前と変わらずイナゴを追い掛け回すキツネ
の姿がありました。


おっと、失礼。ビックリさせてしまいましたがボクは無害ですよ。


釣り道具を片付け、徐々に心臓のバクバクが治まりつつあったボクは、ぐったりとトラックに寄り掛かり、ビール片手に観察
しました。イナゴを。 プシュ グビグビグビ プハー!

どうやらイナゴは『よーし!行くぞ!』って感じで大ジャンプする時は、直前に少し体を左右に揺らすとゆう『予備動作』が
あるようです。 なので、ここさえ押さえておけば、もし一対一で向き合う場面になった時、イナゴのジャンピングタックル
をかわす事が出来るでしょう。
しかし今回のような、対『大群』の場合は、もうどうにもなりません。 体中イナゴだらけになりますが甘んじて受け入れましょう。

イナゴ(バッタ)の特徴である大きな後ろ足、ジャンプ時の激しい衝撃のせいで取れちゃうんでしょうか、片足で頑張ってる
個体が結構多かったです。 探してみると、やっぱり結構あちこちに足が落ちてます。
そのような状況になった固体はどのようにして危機的状況から逃れるのかと思い、片足の固体を色々見て回りましたが、ボク
が近づいた事で焦ってジタバタ逃げようとする個体は少なく、まるで覚悟を決めた戦国武将のように微動だにせず、真っ直ぐ
に、こちらを見据える偽瞳孔からは一種の覚悟にも似た何かを感じたような気がしました。
だけど、いい感じにほろ酔いになっちまったボクには残念ながら伝わりきらずって感じだったですね。 グビグビ プハー!

バッタ全般そうなのかも知れませんがイナゴは着地があまり上手では無いようで、結構な確率で着地の際、派手にズッコケてます。
人とのサイズ比で考えると凄い高さから落ちてる事になると思うのですが、何事も無かったようにシレっと起き上がります。
大きなお世話かもしれないですけど、捻挫とかしないんですかね。恐ろしく頑丈です。
もし突然変異とかで外骨格生物が軽量なまま巨大化したら強いでしょうね。人類にとって厄介な存在になること間違いなしです。

夏から秋にかけては繁殖期なのでしょうか、二段重になってるイナゴを沢山見かけます、たまに三段重ねも・・・
どういったご関係ですか?と、問うてみたい。  まぁ何にせよ、きっとリア充なのでしょう。
だけど重量増加で機動力が落ちている為キツネの恰好の餌食になってしまいそうです。
実際、ボクがすぐ横の地面を蹴っても大して反応しなかったですし。 地面を蹴ったのはリア充に反応したのではない。
あ、ちなみに少し離れた所でお食事中のキツネは地面を蹴った音に反応して動きが止まってました。 キツネ度々すまん。


イナゴのデカイ写真はちょっとアレなんでトンボにしときます


 
写真中央から、やや左上にご注目!
 
これもトンボの写真なんですよ、ボクの中では。 ピンボケすまん!なんて次元じゃないですね。
ホバリングしてるトンボを撮りたかったんですけどねー、もはや積雲が主役とゆう・・・


ドンマイw


2014年 夏休みのお話でした。



 
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